保険があなたを待っている

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仕事として成り立つのか?今いるお客さまに満足していただくことが自然な紹介につながるのか。
保険セールスは顧客満足だけを考えるご紹介による新規契約は以前より増えており、とくに、夏以降は、自分でも驚く従来の保険営業をまったく別の視点から捉え、挑戦的な試みを行なうことによって得たものは、その間に失ったものとは比較にならないほど大きいと実感しています。 新契約を切り離して成績が落ちたときには、正直にいって自分のことを「格好悪い」と思いました。
表彰常連のメンバーからも外れましたし、そもそも営業の世界では、どんなに正当な意見や理想論で声を大きくしても、実績を出していない人間は相手にされないのである。 しかし、「格好悪くてもいいじゃないか」と信念に徹しきると、自分が目指したい世界がはっきり見えるようになりました。
おかげさまで、新しいお客さまや新規契約を追い求めるのではなく、お客さまに対する徹底した保全と、そこから浮上してくるご紹介だけで成果を挙げていく活動は、ほぼ完成しました。 自分の大事にしている価値観に沿って仕事をし、仮説を立て、実地で検証し、その正しさを明らかにしていった結果、「自分の考えてきたことはやはり正しかったのだ」という確信が生まれました。
当時は、このやり方でどこまで行けるのかを試してみたいと、わくわくしていたものです。 新規契約を追わないことの是非はともかく、お客さま満足を最大限に考えるやり方は、今後、業界全体で取り組んでいくべき課題だと思っています。

前著にも書きましたが、「Sさんはなぜこの仕事が楽しくできるのか?つらくないのですか?」とよく聞かれます。 最近、私がお話しするのはこんな答えです。
「お願いばかりしている仕事はつらいけれど、好きな方々から相談される仕事は大変であってもつらくない。 生命保険セールスという仕事は、お客さまの利益や喜びさえ考えていれば、結果的に私たちセールスマンにも利益や喜びをもたらしてくれるしくみを持っているのです」。
例えば、紹介をいただく際の意識としては、″どうしたら紹介が引き出せるか″と考えるのではなく、お客さまから″Sを自分の親しい人に紹介したい″と思っていただけるように仕事をしてきました。 顧客第一主義の仕事というのは、お客さまの数が増えてから突然シフトチェンジするものではありません。

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